ガレージのシャッターを掃除してみた

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スマートガレージキットを取り付けた電動シャッターが年明けぐらいから開閉時に途中で停止するようになってきた。

これでは車庫から車を出した後、シャッターが閉まりきるまで安心して家を離れることが出来なくなってしまう。

ということで、今回はガレージのシャッターを掃除/メンテナンスしていく。

目次

症状

上昇時

シャッターを上昇させているときに途中で”ガッ”という音がして引っかかるような瞬間があり、そのタイミングで電流の許容値付近まで上昇してしまっている。

上昇時の電流波形

下降時

シャッターを下降させるときは速度が一定からハンチングするようになり、電流変化の閾値オーバーで停止してしまっていると考えられる。(こちらは設定でどうにかななるかもしれないが、滑らかになるように清掃していく。)

下降時の電流波形

準備するもの

掃除道具

  • スポンジ
  • 雑巾

メンテナンス

  • 10mmソケット
  • 17mmソケット
  • シリコンスプレー
  • ベルハンマー

室外側の清掃

水を含ませたスポンジを使って、スラットの表面や隙間の埃を取り除いていく。

隙間の埃を取り除くときはスポンジが細くなるように潰してやらないと奥の埃が取り除けないので注意!

室内側の清掃

室内側の清掃は絞った雑巾を使う。

スポンジでも問題ないが、ガレージ内に水が垂れてしまうことや、屋外側と違ってストラッドの隙間を掃除しないので、水の垂れるスポンジを使う必要はないだろう。

屋内側と思って侮っていたが、掃除後のバケツは底が見えないほど真っ黒になっていた。

水換え前後のバケツ

ガイドレールの清掃/シリコンスプレーの塗布

ガイドレール内を雑巾できれいにした後、ガイドレールの清掃が終わったらガイドレールにシリコンスプレーを塗布していく。

塗りすぎると逆に汚れがつくとかつかないとか噂があるので気持ち少なめに塗布してみたつもり。

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ブラケットの締め付けトルク調整

公式の取扱説明書を読むとM6ボルトの締め付けトルクは5.2Nmとなっていたが、これまで手トルクで締め付けていた。オーバートルクだと動作不良の原因となるようなので、今回規定トルクで締め直しを行った。

公式HPの取扱説明書より抜粋 smartgarage-usersmanual_43pai.pdf

シャフトにベルハンマーを塗布

おそらくスマートガレージキット公式のブログでベルハンマーを塗布するとシャッターの重さが改善するという記事を見つけたため、試しにシャフトとプーリーの隙間にベルハンマーを塗布してみた。

症状改善状況の確認

清掃・スプレーによる潤滑が完了した段階で症状がどれだけ改善したか確認をしてみた。

上昇側は引っかかりが無くなったが、全体的な電流波形は微増・・・

ただし、下降側はハンチングが無くなり、体感でもスムーズになったことが確認できたため、しばらくこの状態で様子を見ようと思う。

ということで本日はここまで!

上昇時の電流波形(左:清掃前、右:清掃後)

下降時の電流波形(左:清掃前、右:清掃後)

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