ドライブシャフト交換(2/2)

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前回、ドライブシャフトの取り外しまで完了しました。

今回はドライブシャフトの取付から足回り部品の組付け、漏れたCVTフルードの補充を実施していきます。

目次

準備するもの(組付け)

  • マイナスドライバー
  • 10mmソケット
  • 14mmソケット
  • 17mmソケット
  • 30mmソケット
  • ゴムハンマー or プラハンマー
  • リビルド品ドライブシャフト
  • トルクレンチ
  • タイロッドエンドプーラー
  • 漏斗
  • ウエス、パーツクリーナーなど清掃道具
  • ラバーグリス

ドライブシャフト組付け

新旧ドライブシャフト比較

新旧の差はドライブシャフトのハブベアリング側ブーツの蛇腹の数がダイハツ純正品の方が多くなっている。

ハヤブサパパ

リビルド品はコストカットの都合でCVT側とブーツを共通化しているのだろうか?
ハンドルを切った時によく動くハブベアリング側のブーツに蛇腹が少なくて大丈夫なんだろうか?

早々に壊れないことを祈りつつ、組付け開始!

新旧比較(上:ダイハツ純正  下:リビルド品)

ドライブシャフト差し込み

CVTのシールを傷つけないようにドライブシャフトを挿し込む。

C型止め輪があるので手で差し込めるのはわずかで、残りはゴムハンマーなどでドライブシャフトを叩き込む。

ハヤブサパパ

ゴムハンマーでドライブシャフト先端を叩く時に変形するのが怖い場合は、古いドライブシャフト締結ナットを浅く締めておき、ナットを叩けばドライブシャフトの変形を防ぐことができます

ドライブシャフト差し込み

ナックル組付け

スプライン嵌合

ドライブシャフトのスプラインをハブベアリングに嵌める。

写真のようにハンドルを大きく切ったようにナックルを回してやると嵌めやすい。

スプライン勘合

ハヤブサパパ

この後の工程でナットのかしめをしやすくするためにドライブシャフトの切り欠き部分の真上にハブボルトがこないように嵌めると良いでしょう。

後工程のカシメ作業

ナックル締結

ボルトとナットで締結する。

締結トルクは97.5Nm

タイロッドエンドのナット締結

タイロッドエンドをナットで締結する。

締結トルクは41.7Nm

ハヤブサパパ

ボールジョイントが空転してしまうので、タイロッドエンドプーラーなどで締め付けておくと、空転しないでトルクをかけることができます。

スピードセンサー取り付け

スピードセンサーをボルトで締め付けする。

締結トルクは調べても分からなかったので、手トルク・・・

タイヤを取り付け

ホイールナットでタイヤを取り付ける

締結トルクは103Nm

ドライブシャフトナットの締結

ドライブシャフトナットは締結トルクが大きいので、一度ジャッキダウンしてタイヤが接地した状態で締結をする。

締結トルクは196.1Nm

ドライブシャフトナットのカシメ

ドライブシャフトナットの締結後、カシメをするために再びジャッキアップをし、タイヤを取り外す。

ドライブシャフトの切り欠き部分にマイナスドライバーをあててハンマーで叩き、カシメを行う。

CVTフルード補充

CVTフルードはバッテリーとクーラントのリザーバータンクの隙間から見える赤い丸を引き抜いた穴から入れる。

入れ口が狭い漏斗が必要になるが、アストロプロダクツの漏斗が安くてジャストフィットするのでお勧め。

油量がアッパー側になるように今回はCVTフルードを入れてみた。

ピンぼけしているがアッパーまで給油

CVTフルードエア抜き

CVTフルードの補充が終わったらCVTフルードのエア抜きを行うためにもう一度ジャッキアップをして馬をかける。

エンジンをかけたらシフトをP→R→N→D→S→B→S→D→N→R→Pと順に入れ替える。

2〜3回シフトチェンジを繰り返したら再度CVTフルードが基準内に入っていることを確認する。

問題なければ、試走して異常がないか確認。

今回は特に異常なかったためこれにて作業終了。

お疲れ様でした!

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